管理栄養士の仕事を知ろう
話し合う機会が多い
1人で、勝手に患者の食事内容を決めてはいけません。
医師や看護師、さらに他の管理栄養士とも話し合いながら内容を決めていきます。
ですから積極的にみんなと話し合い、より良い食事内容を考えてください。
しかしこの時にコミュニケーション能力が不足していると、大事な情報の伝達ができません。
例えば患者にアレルギーがあり、その情報を把握していないと、患者がアレルギーを発症してしまうかもしれません。
最悪の場合は死に至るという恐ろしいトラブルの原因になるので、他の人との情報の共有を忘れないでください。
些細なことでも情報交換をして、こまめに話し合いをしていれば、大きなトラブルは起こりません。
患者は安心して、料理を食べられます。
相手の意見を聞く意識
自分の意見を押し通そうと、話し合いの時に喋ってばかりではいけません。
相手の意見もきちんと聞いて、自分との違いを把握し、どちらの意見が患者のためになるのか考えましょう。
そして時には、相手の意見に同調することも大切です。
このように、管理栄養士になるなら協調性を持ってください。
コミュニケーション能力や協調性を持つことで、困った時にすぐ周囲に助けを求めることができます。
特に重大な病気を抱えている患者の食事は、何を作れば良いのかすぐには決まらないかもしれません。
その時に周囲からアドバイスをもらったり、話し合ったりしてください。
人を頼ることは悪いことではなく、むしろ患者の健康を維持するために欠かせないことです。